恩師の教え

2015-02-08

みなさま、こんばんは☆
静岡市清水区の「未来ピアノ教室」です♬

最近、音楽の仲間や友人達と会うと、
『自分がどんなレッスンを受けてきたか』話になることが、多々あります。
ちょうど今、受験シーズンだからでしょうか?

そんな時、私は、
『私がいつも話すこと=心に残っている事=一番大切に思っている事』
を話します。

芹田先生に師事したのは、大学入試からですから、もう30年以上になります。 😯
私のピアノ人生のほぼ4分の3程、お世話になっています。(うわ〜、長いなぁ〜)
一番初めにレッスンして頂いた日のことも、昨日のように覚えていますから、数えきれない程、エピソードがあるのですが、2つのことをよく話します。

一つは、大学2年の時。
私は基本、いいかげんな性格なのですが、芹田先生に師事してからは、真面目にピアノに向かうようになりました。

レッスンでは、1回目から1曲(15分程度の曲)が、全部弾けていなくてはいけません。
音大生ならば、当然。基本①くらいのことなのですが、高校生まで、のんびりやっていた私にとって、この状況は「恐怖」でした。 😥
必死に練習するのですが、初見も強くない私は、もうギリギリのレベルでレッスンを受けていました。
弾けているような、弾けていないような状態が何曲も続き、本当に情けなくて、申し訳なくて、という気持ちがいっぱいになりました。
ある日のレッスンで、相変わらず、情けない演奏しか出来ない私に、先生が一言、

『半分まででいいから、そのかわりに、きちんと弾いてきなさい』

と、仰って下さいました。
この一言に私は救われました!

『半分なら、私もきちんと弾ける!頑張れる!』

と思いました。

気持ちにも、時間にも、範囲にも余裕がうまれた事によって、私は安心して練習する事が出来るようになり、中身も充実した演奏でレッスンを迎える事が出来るようになりました。
弾けている曲のレッスンは、当然、素晴らしいレッスンを受ける事が出来ます。
素晴らしいレッスンを体験すると、改善していく事への意欲が湧いてきますし、「もっと教えて頂きたい!」「もっと弾けるようになりたい!」と思ってくるのです。
半分でいい、と言われているのに、その先をすすんで練習するようになりました。

レッスンでは『半分までです』とか『ここまでです』とか言っているのですが、演奏を聴けば、先生はわかっていらっしゃるんですよね。
『いいね、じゃあ、もう少し弾いて』と。
私は、『え〜! あんまり練習していないんですけど・・・』と無駄に謙遜して言うのですが、先生は『いいよ、わかっているから。途中でやめても大丈夫』と。
そうやって、少しずつ私を伸ばして下さり、知らないうちに、1回目のレッスンで、1曲全部を弾く状態にして持っていけるようになりました。

この話を、音楽の仲間に話したところ、
『羨ましい。私もそう言ってもらいたかった』
と、ご自分が受けたレッスンを思い出し、重く苦しそうに答えていました。

この教えは、私の大切な宝物です。
だから、私がレッスンするときも、生徒さんに同じようにお伝えしています。
『自分が出来る事だけ、頑張りなさい』
『半分まででもいいから、丁寧に練習しましょう』と。

おっとっと、かなり長くなってしまったので、もう一つは、また次回に。

 

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