ラ・フォル・ジュルネ(2)

2014-05-04

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国際フォーラムで一番大きい会場ホールA(5000席)のチケットが完売する人気のピアノスト/ボリス・ベレゾフスキーさんです。フィギュアスケートの浅田真央選手が昨シーズンのFPで使用した曲で、音源が彼の演奏ということですので、聴きにいらしたお客様の期待も大きかったと思います。

彼の魅力は超人的なテクニックでしょう。難しいと言われている曲を意図も簡単に弾いてしまうのです。ピアノが小さく見える程、熊さんのように大きな体と大きな手で鍵盤をさするように弾くのです。
顔を左右に傾けて響きを確かめる仕草も特徴的ですね。
技巧的な面が注目されていますが、私は彼の繊細で美しい音色、多彩な響きにいつも感動しています。ピアノのテクニックとして最も難しいとされるPPPの弾き方。決して浮かない消えないのに響くPPP。
それと反対のfff。会場全体を包み込む雄大なfff。何回も聴いていて知っているのに、聴かずにはいられないピアニストです。

コンツェルトということでオーケストラとの調和も気になりますが、何と言うか、ピアノは全て彼の音楽でした。コンツェルトなのにそこまでpppにするの〜?!とビックリしましたが、5000席のホールでも彼のpppは聴こえるのです。演奏が終わると5000人の聴衆から大拍手が!「ブラボ〜!!!」の声もあちこちからかかっていました。
アンコールは楽譜を持って登場。「あの緑色の楽譜はブタペスト判だから、リストかな?」と思ったら、やっぱり。リストの「愛の夢」でした。あっさりと軽々弾いてしまいました。

終了するとお茶する間もなく次のコンサートに向かいました。

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